どうも、Mr.ハリックです。




今回は訪問はりきゅう治療の料金について学んでいこう。

訪問でのはりきゅう治療を受ける多くの方は健康保険の「療養費」というものを使って治療を行なうので、ここでは厚生労働省が提示している料金での説明するよ。これが「基準」となるのでよく覚えておいて!


私たち鍼灸師が、患者様からいただく料金には、大きく2つに分けられる。

それが 施術費  往療費 


※医療保険は2年に一度、法改正され、厚生労働省から発表されるので注意が必要!
(過去数回は、料金の改正があったよ!)


ではまず施術費から説明していきましょう。

はりきゅうの治療で大事なのが、何をやったのか? ということ。
どういうことかこのあと説明するよ。


施術費は
はり(もしくはお灸)だけをやった時と、はりとお灸を両方やった時で料金が違うんだ。

はり(もしくはお灸)だけをやったた「一術」
はりもお灸も両方やったよ!って時は「二術」というんだよ。

この「一術」「二術」で料金が違うから注意してね!


「一術」施術費:1,300円
「二術」施術費:1,520円


※一回の施術につき、220円の違いがあるから覚えておいて。

これに加えて、パルスや医療機器を使った電気刺激を行なった場合
「電療料」といって「30円」加算することができる。


「二術」で「電療」をおこなったら『1回:1,550円』となる。


ここまではオッケーかな? 


次におさえておきたいのが「初検料」

「初検料」初回治療時に加えることができるもの。

病院や、整骨院なんかでも「初診料」「初検料」を請求された経験があるんじゃない?初回なんで、患者様のお身体を見なくては行けないし、治療方針の決定や、治療計画をたてるなど、初回治療は大忙し。だからこそ「初検料」を頂いて、お互いが気持ちよく今後の治療を行いたい。

※その「初検料」も、「一術」「二術」で料金が違うから注意してね!


「初検料 一術」:1,610円
「初検料 二術」:1,660円



これに施術料が加わったものが初回の料金になるよ。


例えば、初回に患者様の御容態を確認した上で、はりとお灸を使った治療を行なった、としよう
その場合

(初検料二術:1,660円)+(二術施術費:1,520円)=3,180円

ということになるよね。


因みに・・・あん摩マッサージ指圧の療養費の基準には「初検料」がないから気をつけてくれよな。





次に往療費について説明していくよ。
ここは、昨今問題になっているところなので、間違いのないようにしておこう!


まず「往療」ってのはなんのかっていうお話。
病院の先生だと「往診」と言ったりするよね。
つまり患者様のご自宅で、治療を行ったときに、頂戴する費用のこと。
でも、誰でも自由に患者様のご自宅にいって「往療費」を請求していいわけではない。
(もし、保険請求をするのであれば、ここはしっかりと抑えておきたいところ)

「往療費」は

医師の診断により、歩行困難等、真に安静を必要とするやむを得ない理由により
患家(患者様の家)の求めに応じて、患家に赴き施術を行なった場合に支給される。
 

となっている。

患者様が、寝たきりや、歩行困難など、通院ができない状況において
患者様のご自宅に、私たち鍼灸師がお伺いして、治療を行なった時に「往療費」が発生
するんだ。

歩行は出来ても、認知症や、精神疾患で、外出ができない(様々なリスクを伴う)場合に
認められるケースもあるから覚えておいて。


では「往療費」はいくらか、ってお話。

「往療費」は、2キロまでは1,800円。←これが基準になるよ。
その後2キロ増えるごとに、[ 770円 ] 加算されていく。6キロ以上は一律2,310円加算されるよ。


〜2Km 1,800円
〜4Km    1,800円 + 770円 = 2,570円
〜6Km    1,800円 + 770円 + 770円 = 3,340円
6Km〜    1,800円 +  2,310円  = 4,110円

    〜16Km ←保険診療では16Kmがマックスでそれ以上は請求できないのでチェック!
 



この往療費の距離は、直線距離で計算されるよ。
途中で山があったり、池があったり、曲がりくねった道であっても、関係なく、直線距離で計算するんだ。

そして・・・(ここ重要なのでよくおさえておいて!)
往療費の距離がどっからどこの距離かってハナシ。
※これ間違うと不正請求になるからしっかりとね。

「治療院」または「前の患者様宅」からの直線距離でいづれか短い方の距離となり
その距離に準じた料金になる。


A様の治療に行って・・・B様の治療にいった時に
A様のお宅から、B様のお宅までの距離が5Kmだったとき、治療院からB様のお宅までの距離が1.8Kmであれば
B様の往療費は、1,800円(2Km以内)となる。


そしてもう一つ気をつけたいのが「同一家屋」の問題。
つまり同じお家や、施設で複数人の施術をおこなったら、往療費はどうなるの?っていうハナシ。

結論から言うと
同じ日に同じ建物内での治療において、往療費はお一人にしか算定できない。
そして、一番最初に施術を行った方に、往療費がかかる、ということをおさえておいて欲しい。

朝の9時にA様旦那様の治療をして・・・他の方の治療を行って、17時にまたA様宅にお伺いしA様奥様を治療した。みたいな時も
A様旦那様にのみ往療費がかかり、A様奥様は施術費のみとなるので注意が必要。




施術費  往診費 について理解できたかな?




この施術費+往診費が訪問はりきゅう治療の料金となる。

健康保険を使った治療では・・・
例えば1割負担の患者様であれば、この金額の1割を自己負担して頂き
残りの9割を保険者に請求するということになる。


施術費二術:1,520円 +  往療費 2Km以内:1,800円 = 3,320円
このうちの、332円をご負担いただき、2,988円を保険者に請求という形になる。




料金は、間違うとトラブルのもとになりやすいので確実に取り扱ってほしい。


厚生労働省


▼知らない、では済まされません!


▼不正は、絶対にダメ!!


▼療養費の請求の際には、この辺りも注意して!



▼代表の岡野による訪問鍼灸についての説明会を実施しています。
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