どうも、Mr.ハリックです。



はりきゅう治療のときの肝といえるのが『取穴』ではないだろうか。最近、鍼灸師さんとお会いすると、この取穴に不安を感じている先生が多い様だ。では何故そう感じる先生が多いのか、私(Mr.ハリック)なりに考えてみたい。
 


1. 経穴を把握していない
2. 経絡を把握していない
3. 平面で経穴を考えてしまっている
4. 患者様のカラダで取穴できない
5. 人体に触り慣れていない





1. 経穴を把握していない
専門学校に入学したばかりはこの状態。お経を唱えているとしか思えないクソ眠い授業と、周囲の人に変人扱いされるくらいブツブツ言いながら必死にテストに臨み、友達が教える語呂合わせが微妙に間違っていて怒りを覚える、などして少しずつ覚えていく訳だが、拒否反応を示してきた先生もいるはず。

教科書をながめて、なんとなく、この辺に『ツボ』があるんだなー。
くらいは見ておきたい。



2. 経絡を把握していない
ツボ(経穴)の反応は流れがある。やはり古人は凄いのだ。何経がどうのこうの、ではなく、経穴には連続性や関連性という性質があるということをイメージしておきたい。なんとなく『えーっと何経だっけ?』という感じでよい。 

経穴はそのピンポイントで完結していないことを頭にいれて取穴してみよう。
新たな発見があるものだ。



3. 平面で経穴を考えてしまっている
経穴を学習するときに参考になるのが、教科書や参考書。そしてこの紙媒体のイメージのまま臨床に出ている先生が多いように思える。スマートフォンアプリを探して見たが、3D的なものは見つからない。この立体的に表現する試みはすでに何千年と続いてきているが、なかなか難しいのが実情だろう。

経穴は平面では理解できないものである
と認識するだけでも大きなステップだ!


4. 患者様のカラダで取穴できない 

前項と重複するところもあるが、教科書の理解度は高く、テストの点数は良いのだけど、実技でうまく取穴できない!という先生も多いはず。ヒトの身体は十人十色。本当に反応点は人にとって、患者様によって違うもの。教科書は「絶対的なもの」ではない。臨床では、あくまでも参考として考えよう。そうすると教科書と合致する点、少しずれている点など、患者様の個性が見えてくる。そして、姿勢によっても微妙に変わることにも注意!それに合わせられるかが、臨床では腕の見せ所である。

患者様個々の身体において
そのツボ」がどこにあるのか探してみよう!


5. 人体に触り慣れていない 
取穴がうまくできない先生の原因の多くがコレだったりする。とにかく触ってない!例えば「大腸兪」を鍼を打ちましょう!となると、ヤコービー線を基準に・・・、とここで周囲を触ったり、他の経穴との反応の違いをみたりしていない、ということがよくある。取穴の際だけでなく、取穴のうまい先生は、身体の触り方がうまい。普段から、人体をベタベタ触っている先生は、やっぱり取穴もうまい事が多い。クラスメイトにいなたっただろうか?授業中でも人の身体を触って確認するひと。その人は取穴はうまかったのではないだろうか?人体に触れる事で学ぶことは多い。

よく触ってみることが、取穴上達への近道だ!




5cceec5da80e1dfb5b9a9f03e9a259e2_s


「経験がモノを云う・・・」といった業界においては、現場力というか、やはり患者様のお身体を、どれだけ理解して、把握して、イメージできるかが勝負のようだ。経験が浅いと、どうしても教科書の表現のまま解釈していることも多いかもしれない。うまく取穴ができない先生は、まずはこれらに気をつけて取り組んで見てはいかがでしょうか。


▼触って確認してみよう!
undefined__lt__iframe frameborder="0" allowfullscreen="" src="http://www.youtube.com/embed/OI3U_j8eHdY" width="480" height="360"__gt____lt__/iframe__gt__">




▼最近はこう云うものも出ているぞ!(セイリンさんすごい・・・)




続けて、現場での取穴時に気をつけていることが3つある。


1.患者様の姿勢

これによって取穴場所は教科書とは違う見え方になる。訪問では、うつ伏せでの治療は少なく患者様の姿勢によって反応点が変化することがよくある。よくよく見ていくと、正面玄関だけでなく〝裏口〟が見つかる、なんてこともあるのだ。患者様の体勢を変えると、複数の入口が見えることも。その中から治療ポイントを見つけると、通常の取穴では気づかなかった有効な治療点が見つかることがあるので、注意して取穴してほしい。



2.施術者側の姿勢

実は、自分の姿勢によっても反応点の感じ方が違うと感じることがある。自分が無理な体勢をしていると、感じるものも感じられない。合わせて気をつけたいのが、患者様への気遣い。これは一見取穴には関係なさそうだが、患者様が「何かに気を囚わることなく」「気持ちのいい治療」「信頼して受けて頂く』という点が、治療効果を上げるポイントでもある。つまりリラックスしている状態だ。この状態が一番反応がわかりやすい。自分自身も患者様のお身体に引き込まれる様な感覚を得られる。 自分の姿勢一つで、患者様の反応が変わることを理解しておくと良い。



3.全身取穴と反応点

訪問治療では、複数個所に反応が出たり、全身的な反応がでることが多々ある。また反応点は毎回微妙に変わる。これを正確に把握するために、特に膀胱経のラインや、痺症に関係する合穴の反応確認は、その後の治療に非常に役に立つ。そしてその際に、指の入り具合や引き込まれ方が、鍼を打つかどうかのポイントになる。反応点さえわかれば、指のみで問題解決することもるぞ。全身取穴をして、その時の反応点を見ていきたい。









▼代表の岡野による訪問鍼灸についての説明会を実施しています。
27066900_1561191744001519_5908668222010702702_n


【説明会についてはこちら】



▼LINEはこちらから    
友だち追加 

▼SNSのフォローをお願いします。
 

※無断シェア大歓迎です!
※無断リツイート推奨してます!    
▼記事の更新をLINEでお知らせします。
   


▼メルマガ登録はこちら
  

これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。